徹底した戦略会議
はじめに
創業する前。誰にも不安と期待が入り交じる時間です。
実はこのタイミングこそしっかりした戦略会議をしなくてはいけません。当社チームの経験上、ここで適当に始めたら100%うまくいかないからです。創業してから考えるのはあくまでも修正です。
いつ、誰に何を買ってもらうのか。このストーリーを作るのがまさに「作戦会議」。
そのために何をいつまで会議するのかをまとめてみました
悩んでいても進まない
最初は誰でも「悩みます」。たくさんの決めること。でもその多くは決めるのは一瞬です。
端的に言えば悩むって「考えない」「答えを出さない」状態です。悩むと決めなければいけないリストが減りませんし決めるタイミングを逸してしまうとそれだけビジネスの遅延も生じます。
創業時に悩むことはほとんど決まっています。考えて答えを出す場合に悩む時間は無駄です
ペルソナをしっかり絞込む
「ペルソナ」はこれからビジネスにはとても重要なキーワード。
商品やサービスに対する購入者層を想定すること。30代とか女性とか家族ありとかでは絞込みが出来ない。でも細かい趣味の特性だと逆に購入者層が絞込みにくくなります。退社した会社ではこの作業をやられていた方もいると思いますが今回はリセットしてもう一度絞込みましょう
消費者の「欲しい」を突き詰める
大量消費時代は消費者が欲しい商品をたくさん生産して販売する流通が「勝ち組」でした。売りたい商品のプロモーションにお金も人材も投下できた。でも今はむしろ「モノ余り時代」
消費者の欲しい商品やサービスは刻々と変化し続けます。こんな時は誰でも欲しいを追求すると誰にでも欲しくない商品やサービスになります。今一度「欲しい」を絞らなくてはいけません
一人だからこそチームで進める
ここまでの作業は一人会社ではなかなか進みません。
冒頭でお伝えしたように一人で決められない事案も多くあります。だからこそここは当社サポートがとても重要です。決めるリストにもかかる時間が項目によって大きく違うからです。もちろん創業者でしか決められないがほとんどです。それでもチームで考えるとスピードと精度が違います
おわりに
創業前に悩むことはむしろ当たり前ですが項目を確認しただけるとお分かりのように想定よりも時間と手間がかかります。とは言えこのタイミングでとても大事なのは「しっかり時間をかける項目には決断を急いではいけない」ですね。決断を急ぎすぎると「急がば回れ」が後に勃発します。
当社チームでも体感しておりますので是非チームとして乗り越えましょう
この項目を戦略会議としたのは当社チームの失敗経験からです。あの時にもっとしっかり考えておかなかったことは後に目標がブレるから。しっかり考える部分と悩まずに決めることはきちんと仕分けましょう