一人会社設立が不安
はじめに
昭和時代には「会社を勤め上げる」という言葉がありました。
学生を卒業して就職して定年60歳まで同じ会社で働く。40年位の人生の時間を同じ会社で。
日本がまだ成長していた時代。
2025年は昭和という年号で換算すると「昭和100年」。
その時あなたは何をしていますか
悠々自適な生活の盲点
「悠々自適(ゆうゆうじてき)」とは。まさに定年を迎えて退職金と年金を貰える時代のキーワードでした。のんびりと心静かに、思うまま気ままに過ごすことです。
「悠悠」はゆったりと落ち着いた状態で 「自適」は自分の思うままに人生を楽しむことです。
もちろん自分の人生ですから退職後は自分で決められます。だからこそ長年、会社に所属していました。しかし、現代なら悠々自適な人生を送れる中高年は少なくなっています。
その理由は大きく分けて2つです。
まず最初はその悠々自適な暮らしを手に入れるための資金が大きく減っているからです。
退職金はもちろんですが長年にわたって国に預けてきた「年金」額が減っています。
給与から毎月定額を引かれているのですが定年後はその預けたお金で生活がしたい。
でも現実的には年金だけでは生活できない現実が待っています。
もう一つは寿命が伸びて、体力や気力がまだまだ衰えなくなっています。
つまり「悠々自適」に生活するにもストレスを感じる時代になってきました
仕事を続ける決意と人生設計
「60歳」は第二の人生を始めるタイミング。「還暦」は暦でいうところの干支が生まれた時に戻りますから人生の節目ですし、定年退職は会社でお祝いをしてもらい「これで仕事の事を考えなくても済む」なんてしみじみ人生を振り返るタイミング。
でも現実的にはどうでしょうか。
世の中には「仕事がないと不安になる」方が増えています。
そうなんです。仕事って実は生活の一部でした。休みの時に「趣味に没頭していた」皆さんが急に毎日、遊んでいいよといわれても何をしていいのか困ります。
それでも「仕事には自己犠牲があった」からと言い聞かせていませんか。
当社はこれからの仕事の考え方や人生の中での意味を再構築するためにお手伝いをいたします
仕事から何を得たいのか
これまでの「仕事」を少し振り返ってみます。
仕事から何を得ていましたか。「収入」は生活を支えていました。
「やりがい」はどうでしょうか。
収入とのバランスはありますが「やりがい」は仕事をする意義を大きく支えていました。
やりがいはお金のように数値で表しにくいのですが改めて振り返るとやりがいを感じた時には同時に「幸せ」を感じています。もちろん、失敗した時にはどんな人間も落ち込みますがそれを糧にして目標を決めてそれを達成できた時には大きなやりがいを感じて幸福度が爆上がりしたかもしれません。
幸い、これからの仕事は「自分で選べます」。
ならば「やりがい」をもっと感じる仕事であればこれからの人生が「もっと幸せになる」可能性が大きくなります
一人会社のメリットとデメリット
会社を創業した経験がある方は世の中でも圧倒的に少ないですからいきなり「会社を作りませんか」と言われても躊躇(ちゅうちょ)されるのはとても理解しています。
では「一人会社」のメリットとデメリットを少し整理してみます
おわりに
不安ってほとんどの場合「経験した過去がない記憶」です。実は失敗した時には不安ではなく事実しか残っていません。よく現実に悩む方がいますがこれも同じで「まだ経験してない未来」に不安を感じているのです。
冷静になってみると始めていないから不安を完全に取り除けるわけではないという客観的な事実に気付いていただければ当社としてはその不安な気持ちに寄り添えます
当社チームは自分たちがやってきた会社創業の経験を全てお伝えするのではなく過去に経験した創業や経営リスクを限りなく減らして第二の人生を始めてもらいたいと思っています