会社を公表するためには各種の届出が必要です。公的なモノが主になりますがこれらも書類不備などで登記予定日に間に合わないことも実際に起こっています。確実にやるためにはご自身で全てやられるのもいいのですがこの作業ではプロに依頼するのがオススメ。予算面では確かに余分な資金にも見えますがこのタイミングでは創業者はあくまでも業務の進行に集中すべきです

届出準備

届出は確実に。会社としての創業が出来ないからです。行政書士を利用するとスムーズです。届出する場所や書類等は概ね決まっているのでそれらを確実に完成させて届けるだけです。但し、銀行口座開設やクレジットカード利用には創業前の業種や実績などが必要になる場合もあります

法務局への届出
会社の登記書類はお近くの法務局に届けます。まずは創業スタートです。届出書類の中で一番大変なのが「定款(ていかん)」です。定款は会社の活動内容です。独特の文章ですのでウエブサイトなどでの同業者を参考にするとよいです。もちろん「行政書士に一任」することも可能です
会社銀行口座やクレジットカード等
法務局への届出前に銀行口座やクレジットカードを作成することは出来ません。以前に比べて会社名義の銀行口座はマネーロンダリングの観点から「開設がとても難しくなって」います。過去の実績がない場合や開設銀行支店に口座がない場合も含めて「十分な準備期間」が必要です
各種免許取得や業界への届出
業種によっては業界団体に届けが必要になる場合があります。または取得していおいた方が顧客獲得には優位になる場合も少なくありません。業界かいにおける「取得方法や条件」については創業前に調べておきスムーズな創業を目指します

届出修正確認

基本的には届出の目的は「受理および認証や発行」です。届出も無事に受理されなければその後は進みませんので結果的には創業できません。もし届出に修正が必要な場合があります。追加の書類が必要な場合などです。基本的には必要な書類や条件においてヌケモレに関する条件が多いです

申請条件等再確認
手続きの多くは特例がありませんので必要な書類を揃えて提出するだけ。それでも申請の多くは書類不備を確認することが難しい場合が多いもの。申請のプロはいらっしゃいますしウエブサイトには「申請事例」も多くある場合が多いので不受理の場合は相談することをオススメします
追加書類準備
届出に想定外な追加書類が必要だったという事例は意外に多いようです。届出でつまずくと結果的には創業タイミングがどんどんずれていきます。申請条件と違い追加書類の不備は明確な「ヌケモレ案件」です。追加書類の不備が長続きしない準備が必要です
届出確認リスト作成
確認は必要ない。と思った時点でヌケモレが発生します。特にご自身だけで作業を完結させる時にはくどいほどの確実なステップを踏むことをオススメします。この時間はある意味は余分にかかる場合もあるので届けの「プロに一任」することも考察してみてください

届出書類等保管

届出が無事に終了して認可されたり「認可を証明する書類」などは基本的には保管する必要があります。許認可を証明しないと創業できない、証明する番号などを提示しなくてはいけない事例もあります。書類は仕舞い込むのではなくいつでも取り出せるように収納しましょう

保管場所および方法
ここで届出をした書類、証明書は会社にとっては重要書類です。段ボールに収納しないで小さな金庫を購入して保管してください。保管とは「適切なタイミングで取り出せる」ことです。会社内を捜索しないと必要な書類、証明書が見つからないと時間ロスです
保管リスト作成
保管をさらに確実にするためにはリストを作っておきます。このポイントは「書類の更新性」です。せっかくの保管書類も実は古い書類で肝心の業務届出には期限があって無効だった。リストがあれば作成日時を明記しておき更新時に古い書類を確実に破棄できます
種別リスト管理
創業時には職種(ジャンル)が一つでも業務拡大時には多種の仕事カテゴリーになる場合はあります。そんな時に「カテゴリー別」にまとめる管理が不可欠。保管とは必要な書類や証明書を保管してある金庫から探さずに出せることです。証明書などはまとめてリスト化しておきましょう

届出は創業における大きな通過点です。これがなければ先に進めません。それでも通過点を確実に超えるためには準備も入念に。特に認可事業などはヌケモレをしっかり確認して創業から営業に備えましょう

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