「創業」に向けて色んな作業ややるべき業務が準備しながら揃ってきます。
一つずつを確認したつもりでもうっかり忘れててその準備が進まないことがよくあります。ここでは一旦準備物や作業をリストにして不足している要素がないかをあらためて点検します。仕事でもよくある抜けたり漏れていたりすることを防ぐ狙いです

ヌケモレの探し方

抜けている(ヌケ)、漏れている(モレ)は仕事を進めている過程で必ず起こります。起きるという想定でリストを作ることが最初の作業です。しかしながらヌケモレの根本的な原因は「確実に実行しなかった」に起因している場合が多いのです。その為にも確実に進めている業務の中でのヌケモレを確実に探すためのポイントを絞って説明いたします

業務完成予想図
ヌケモレを限りなく防ぐためにはそれぞれの業務の「完成予想図」が不可欠です。業務が完成した状態が見えていないと必然的にヌケモレが予想よりも多く発生します。まずは完成した状態をイメージではなく文字化するとヌケモレ箇所が明確になります
自己要因と他要因仕分け
ヌケモレ以前にやるべきリストを自己解決出来る要因と「自己解決出来ない要因」に仕分けます。自己解決出来るリストに関してはスケジュールを確実に組立てると多くのヌケモレが防げます。反対に自己解決出来ない要因はスケジュールと期限を決めるしかヌケモレは防げません
日時スケジュール表
スケジュールを立てる、決める時に大事なことは「今日やることを決めて明日に残さな」です。仮に終わっていないことがあれば上記のように「他責」にしないリストを確実にスケジュールに落とし込むことです。もちろん相手のあるスケジュールは相手側での確認を確実におこないます

ヌケモレリスト化

ヌケモレを最大限に防ぐには実行を確実にする「リスト作成」です。もちろん、リストは様々な仕分けをする工夫によりその効果は最大化します。逆にリスト自体にヌケモレがあれば効果が無くなってしまいますのでリストにも工夫が不可欠です。当社の経験と知識を活かします

ヌケモレ順序リスト
リスト最大の課題は「リストの未完成」です。リスト自体にヌケモレがあれば完成したヌケモレリストそのものが原因です。まずはリストの優先順位と確認事項の多さで「大中小リスト」に仕分けします。その中で終了済みを確実に減らしていくリストが作れれば理想です
要因別リスト
ヌケモレの多くは「発生要因」が決まっています。また頻度も同様です。過去事例は当社でも把握しているので頻度の大小がリストの順番を決めると言っても過言ではありません。それ以外に関してはまずは要因をリスト仕分けの際に重要視する大事なポイントです
リスト更新日記
リストは作業前に「一度作ってしまって終わり」ではありません。タイミングを決めて更新してこそそのリストは有効です。創業作業が進むにつれて最低でも「毎日更新」します。更新効果は翌日の作業の優先度にも大きく貢献します。各自にヌケモレを減らせる効果もあります

ヌケモレ解決確認

創業が近づくにつれてヌケモレが確実に減っていきます。それでも解決事項を確認しなければいけません。特に自己解決できた事例ではなく「外部依頼(アウトソーシング)案件」がとても重要です。一人で創業する場合は創業前よりもアウトソーシングする要件が圧倒的に多くなるからです

創業者解決確認
当社では創業前は特に「ビジネスアイディア+ストーリー作り」に集中して欲しいと考えております。しかしスケジュールの中で創業者におこなってもらわないといけない業務が少なくありません。ヌケモレ解決こそが「創業スケジュール」を確実に進めるために不可欠です
アウトソーシングキャッチボールリスト
一人創業の場合はAIソフトはもちろんのこと外部の人間が提供してくれる英知を利用します。その際にどういう決め事で業務が進んでいくのかもヌケモレには不可欠です。創業前のこのタイミングにこそ「外部との時間の掛け方や依頼内容の正確さを整理」しておきたいです
解決改善品質
ヌケモレを認知して作業が無事に終了したら終わりではありません。「解決に至るまでの時間」も大事です。簡単に終わるはずだったのに「予想以上に時間と手間を要した」は必ず生じます。業務品質をこのタイミングで再度確認して改善要因をリスト化すると今後に活かせます

業務におけるヌケモレはこの創業が迫るタイミングこそ実感できます。自己解決も大事ですがこの時に初めて外部とのやり取りで解決出来ることの大事さを痛感するタイミングです

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