創業前にやりたい事を一杯詰め込みましょう。ここではまだ創業後の形が見えていなくてもOK。
やる気に火がつかない事を考えないように。やりたいことやゴール地点を決めてみましょう。

社名決定の前にすべきこと

ワクワクの整理する

創業前に社名など会社の骨格となる部分を決める必要はありません。
むしろ自分自身のワクワクをもりあげる作戦会議です。

自分が一番やりたいこととは。創業時に一番「やりたいこと」はなんですか?
これまでの「経験を活かした強み」かこれまでとは「全く違うチャレンジ」なことなのか。
ビジネスとして成功するには自分の想いの要素がとても大切です。
相手に想いが伝わるからこそ自分のやりたい商品やサービスが大きく広がるのです
自分が世の中に送りだしたい「商品やサービス」はなんですか?
この段階では販売時の流通やペルソナ(購入層)はひとまず考えないでおきましょう。
それよりも大事なのは自分のやりたいがその「商品やサービスにぎっしり詰まっている」こと。
その想いを詰め込んでこそその商品やサービスが輝きだします
創業して自分が「感じる喜び」とはなんでしょうか?具体的な数字を書きだしてみましょう。
根拠なんてなくてもいいのですが目指すゴールがみえていないといつまでも「先の見えない不安」と戦うことになってしまいます。もちろん書き出したゴールはいつかは通過点になりますがそれでも「喜びを感じる瞬間」がとても大事です

創業に向けて色んな事を考えたと思います。でも夢は実現するもの。そのために何がワクワクしたのかそのビジネスが成功するとなにが喜びになるのかをもう一度整理してみましょう

想いや考えを言語化してみる

やりたい事をとにかく書き出す

ワクワク作戦会議ではとにかく言語化することがとても大事です。
頭の中で考えている想いや思いついたヒントなど。
言葉にしなければそれは行動に結びつかないのです。

1
単語でポストイットに書けるだけ書きだす

まずは文章を作らなくても大丈夫です。ありったけの思いつく言葉を単語にして「ポストイット(付箋)」に書き出してみます。順番も後で文章にしながら整理するのでここでは沢山の文字を俯瞰でぼんやりと見る位がちょうどいいです。類似語も大事ですし、反意語なんかもここで書き出すとビジネスヒントになります。

2
単語を種類別に大中小に仕分けてみる

次の段階ではポストイットの単語を種類別に仕分けてみます。分類する時には「項目種類」に仕分けることも大事です。単語がおおまかに種別出来たら大きな項目を再度文字化してみてその中にグループを作ります。それにより単語のチームができるのでその中でさらに単語を増やしてみます。

3
単語を文章にして行動に出来るかを確認する

単語としては良くてもそれらを組み合わせて文章にならなければ行動に結びつきません。もちろん組み合わせでは他の単語との組み合わせで文章になる場合もあります。組み合わせは試してみることがとても大事なのです。この場合は「死人テスト」をおこなうことでその単語の有効性がシンプルに理解できるからです

死人テストとは死人にできること以外のことすべてを「行動」と定義し、行動か否か確認する行動分析学の基礎用語です。
小学校で先生が「廊下を走らない!!」と怒ったことは死人でも出来ますのでこれは行動に移せません。それなら「歩きなさい!!」と言うべき。
つまり死人が行動に移せないことこそ人間が行動することです

作った文章を保存しておく

作成した文章はパソコンやスマートフォン、タブレットに保存します。
次の作業に必要なので紙に出力しておくこともダブルチェックとしておこないます

前段階で文章を作成しましたがまだここでは業務内容は完成していないので付箋を処分する前にスマフォのカメラ等で記録を残しておきます。全体を把握する意味でもこの記録がなぜこの単語を思いついたのかというときの「関連性の記憶」としても有効に使えます
付箋を組み合わせて作った文章は必ずタイプするか手書きで「紙出力に残して」おきます。
ワクワクした時の記憶は意外にも忘れてしまいやすいものです。次の作業では社名や社是等を製作することの大事な資料の一つになります。
ダブルチェックの意味も込めて最後はデジタル化して保管します。実はこの保管した文量や単語は直近ではあまり使わないかもしれません。それでも創業後にビジネスが進化発展していく時にその過程を確認する意味でも「保管タイミング(日時)」などで記録が明確な資料になります

保存に関しては単に文章をデジタルに保存するのはもったいない。今なら画像として残せば文章同士の関連性も視認できます。もちろん手書きも自分で書いた記憶として脳が覚えているものです


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