ヌケモレ防止リスト
創業前後は慌ただしく時間が過ぎていきます。
最初は余裕でこなしていた作業も時間経過とともに焦りが段階的に増えていきます。焦っていても進みませんからやることを仕分けましょう
はじめに
ビジネスの世界では重要事項や期限がある案件などヌケモレ対策はたくさんとられていたと思います。組織であれば誰かがフォローすることでその難局を乗り越えていたはずです。
今回はまず一人でやる限り「うっかり忘れていた」ことが致命的になることは想定内にしておかなくてはいけません。今回は当社をチームとしてフォローすることでそれらの抜けている事案や漏れている事案を防ぐ環境作りを進めます
並行して進める
サラーリマン時代にもあったと思いますが現場では一つの仕事が終わって次の仕事が始まるわけでは無かったと思います。常に複数の仕事や案件が同時に並行に進んでいたと思います。
これは一人会社でも変わりません。それでも大きな違いは創業前後に多くの決定事項が集中します。その多くは決まってしまえば既に関わることもフォローも必要ない事項が多いのです。
当社でもサポートを通じて創業時の事項の交通整理は得意です。もちろん、創業後にビジネスのエンジンがかかってくると案件の変更作業はありますがそれでも創業前後のストレスはもちろんのこと、本業に集中するべきだと考えます
最終リストは自分で作らない
意外に思われるかと思いますが最終リストはご自身で作らないことをオススメしています。
理由は簡単。リストで安心してしまうから。リストは作れば安心ではなくあくまで行動してゴールです。もちろんゴールを設定したほうがいいのですがそれでもリストは誰かに見てもらいヌケモレを改めて見つける探しだすのが最善です。当社はリストをまとめてあくまでも行動するご自身にむけた最終リストのお手伝いをさせていただきます
あくまで通過点としてとらえる
情実を排する。創業時のヌケモレに必要な気持ちです。会社時代に新しいプロジェクトではまさにその前途多難な案件がその気持ちを盛り上げたかもしれません。「苦労すれば後で懐かしめる」からです。創業前後はすべてがそんな気持ちにさせてくれます。でも多くの事案はある意味、終われば忘れるぐらいの割り切りがとても重要。それならビジネスのアイディアやチャレンジに時間を割くべきです。預金通帳に記された過去の数字をみて鑑賞にふけるのは止めてます。今やるべきなのはまだ記帳されていない数字を作る作業です
おわりに
創業時に頻繁に起こる「ヌケモレ」はある意味、リストを作っていても100パーセント防ぎにくいかもしれません。それでもリストにおいて重要事項の順番はつけられます。もし、現場でのトラブル中でも平行して処理できる事項はかならずあります。その時こそ「ヌケモレリスト」が最大の効果を発揮するタイミング。ぜひ当社でもリストのお手伝いをさせてください
私たちも創業時には想定しないトラブルに巻き込まれて気持ちだけが焦ってしまい大事な事項を抜かしてしまった過去があります。それだけにこれから創業する方の気持ちに寄り添い是非、その過去を繰り返したくないのです